歯を失った時の選択肢の一つ・インプラント治療

患者さんの症状に合わせたインプラントを使用しております。

ジンマーバイオメットインプラント

HAインプラントとは

骨の状態が悪い方に適したHAインプラント
骨の状態が悪い方に適したHAインプラント

HAインプラントとはHA(ハイドロシキアアパタイト)がコーティングされたインプラントで、歯周病や歯根破折により、骨が大きく失っているケース。骨がやわらかくインプラントを埋入しても、動いてしまうケース(初期固定が取れないケース) 。。。上顎洞まで顎の骨の厚みが5ミリ以下の場合の様な症例でも埋入する前に特別な骨造成術を行う必要はなく 抜歯と同時にインプラントを埋入することが可能です。 HAインプラントは、上顎洞のなかに骨を作る処置と同時に、インプラントを入れることができるため、 従来のチタン・インプラントと比べると治療期間が半分ですみ、手術回数を1回減らすことが出来るため患者さんの体の負担も軽減できます。

チタンインプラントとHAインプラントの違い

HAインプラントの「HA」とは「ハイドロキシ・アパタイト」の略であり、骨と積極的に結合する生体活性素材として知られています。
HAは歯や骨を形成する成分であり、歯のエナメル質や象牙質のほとんどがこのHAによって形成されているのです。
HAを治療に用いると、唾液に含まれるミネラルイオンに反応して、初期虫歯などを再石灰化させることができます。
HAインプラントの表面にはHAが使用され、施術によって顎の骨と生化学的に結合(バイオインテグレーション)します。
この働きによってチタンインプラントに比べ、より早く強い結合力と、より多くの骨形成が期待できるのです。

  チタンインプラント HAインプラント
結合形式 オッセイオインテグレーション バイオインテグレーション
治療期間 6~12ヵ月 上顎4~6ヵ月 下顎2~4ヵ月
初期固定 必要 必ずとも必要ではない
適応症例 骨の状態によって治療可能 骨の状態が悪くても治療可能